本展は、東京藝術大学音楽環境創造科を中心とした1-4年生の成果発表展です。
2020年、新型コロナウイルス感染症の影響で、電子工作・映像プログラミングの授業はリモートで行われました。
リモート授業は、人によってはメリット・デメリット様々な評価があったと思います。
この「新しい学び方」「新しい社会との関わり方」は、少なからずそれぞれの作品に影響を与えていると思います。
今回展示する作家たちは、授業でプロトタイピングメソッドを学び、自分が行いたい表現を研ぎ澄ましてきました。
この不確かな時代の中、しっかりと自分と見つめ合い一人一人が自分のアイデアやオリジナリティを発揮し、
新しい表現にチャレンジする場となっています。
- 期間
- 2021.2.18(木)- 2.21(日)
- 開催時間
- 12:00 - 19:00 最終日のみ16:00
- 会場
- 工房 親 (東京都渋谷区恵比寿 2-21-3)
- アクセス
- 地下鉄・JR ご利用:
地下鉄日比谷線「広尾駅」2番出口 徒歩6分
JR山手線「恵比寿駅」西口(東側), 東口 徒歩15分
- バス ご利用
- 渋谷より都バス06
新橋行・赤羽橋行「広尾5丁目」下車
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- 参加作家
- 安彦ひな
- 大畑眞
- Shunsuke Omori
- 桒原幹治
- 田中小太郎
- 永田風薫
- 森山瞬
- 山本佳奈
- 劉晨瀚
- 空間デザイン
- 小野田裕士
- 音環設営愚連隊
- 増田正英
- メインビジュアル
- 永田風薫
アーティスト
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安彦ひな Hina Abiko
東京藝術大学 音楽環境創造科 学部1年。物音とその正体に興味があります。
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大畑眞 Makoto OHATA
埼玉大学教育学部卒業後、現在東京藝術大学作曲科4年在学中。
木曜コンサート(旧東京音楽学校奏楽堂)等で作品を発表。
これまでに作曲を鈴木静哉、小鍛冶邦隆の各氏に師事。
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Shunsuke Omori
東京藝術大学音楽環境創造科所属 高校でのバンド活動や、物理部での研究を経て音響への興味関心を深め、
現在では複合現実における音響の研究、レコーディング、ミキシング、PAなど幅広く活動している。
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桒原幹治 Kanji Kuwahara
制作やパフォーマンスを通して、リズムを質的なかたちを為す運動現象として概念的に捉え直すことを試みる。
これまでの主な展示に「バトルフィールド」「ICSAF2019」など。
令和2年度安宅賞受賞。
https://acpmk.net
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田中小太郎 Tanaka Kotaro
東京芸術大学 音楽環境創造科 学部2年 “音楽的”の所在を模索中
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永田風薫 Fuka Nagata
メディア、写真理論を参照しながら、都市とその歴史といった社会におけるさまざまな事例事象を読み解き、
関係づけることを通して、内在される構造や自身を含む主体の有り様を見出だし、再確認しようとしている。
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森山 瞬 Shun Moriyama
東京藝術大学音楽環境創造科在籍。サウンドアーティスト。
空間での音の振る舞いに関心を持つ。コンピュータでの楽曲制作・音響デザインでの体験による独自の空間認識で、
視覚表現領域での活動も行う。
https://molyamer.myportfolio.com
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山本佳奈 Kana Yamamoto
東京藝術大学油絵科学部3年
今回展示している作品は意思を持ったマウスパッドです。ぜひ実際にマウスを動かしてマウスパッド君の心を感じてみてください。
https://kanayamamoto.jimdosite.com
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劉晨瀚 Liu Chenhan
中国・石家荘市生まれ、高校より中央音楽学院附属高校で作曲を学ぶ。
2018年中央音楽学院作曲分野電子音楽作曲専攻を卒業。2020年4月より東京芸術大学大学院音楽音響創造科研究生在籍。
作品はオレゴン州立大学,台湾国家両庁院国家音楽庁などで演奏している。
これまでに作曲を朱詩家、劉長遠、張小夫、関鵬、後藤英の各氏に師事。
お問い合わせ
東京藝術大学 音楽環境創造科 (担当 横山)
yokoyama.toru@ms.geidai.ac.jp